上司の仕事を見ていて感じたこと2つ。
ひとつ。打ち合わせをするなら、できるだけ序盤で「今日の論点」と「想定所要時間」を述べること。外部との打ち合わせでは特に。
「今日の論点はAとBです。想定ではAを○分、Bを○分でクリアできればと思っています」
「ではAを論じるにあたって必要な情報を説明します。これ以上の口頭の説明は不要だと感じた時点で遠慮なく止めてください」(事前送付などで顧客が情報を持っているならスキップできる)
この順番。逆にすると説明がダラダラ長くなったり、論点が拡散したりする。
目的は、時間を効率的に使うため。
ふたつ。論点あるいは伝えるべきことに対して、過不足がないような資料をフォーマットレベルから考えること。
伝えるべきことに関しては、何ならズバリをスライド冒頭に書いてもいい(いわゆる1スライド1メッセージってやつ)。
話し合いたいことを話し合える、伝えたいことを伝えられるのであれば、メモ帳やチャットでも別に構わない。
格好いい資料が必要な場面はあんまりない。
目的は、資料作成の労力を減らすため。
討論・伝達が目的であって、資料の作成は手段にすぎない。
手段が目的化すると、無駄になる部分が生まれたり、論点が拡散したりする。
この2つ、よく言われていることだし簡単に見えるけど、意識していないと忘れやすいことだと思います。
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