車の免許更新にいってきました。
…が、今のところ車を持つつもりはなく、実家に帰ったときも運転は避けてます(せっかく免許取ったのに、と母親にはいつも呆れられてますけど)。
少なくとも、往来の多い場所を運転する気にはなれません。
なぜって、車は他人の動向に左右されすぎるから。
ご存じの通り、ムチャクチャやってる歩行者・自転車・自動車はそこらじゅうにいます。
自分がどれだけ運転に気をつけていようが、他人にはコントロールが効きません。
そのせいでリスク・不利益を被るのはたまったものじゃない、というのが僕の気持ち。
他人に期待できないのは、自分が歩行者・自転車の立場であっても同じです。
が、危機回避のために得られる視覚情報・聴覚情報で優位な分、車よりはマシ。
個人的に、この差はかなり大きく感じられます。
じゃなんで免許更新するのかというと、この先、運転の必要に迫られる可能性がゼロではないから。
東京に住み続けるこだわりも特にはないですし、石川に帰る可能性も、転職して別の県に越す可能性もあります。
それと、講習を受けに行くのは危機意識の再喚起にちょうどいい機会だから。
まあ、講習を受けると、よけい運転したくなくなりますけど…。
もちろん、自分が不慣れだから不安、というのも大きいと思います。
でもねー、ただの線で区切られたところを、数トンの重量物が、プロでもなんでもない個人のコントロールで行き交ってるのって、冷静に考えるとヤバいと思うんですよ。
1ミスが大惨事につながる代物を、みんな慣れで動かしてるんでしょ。ひえーって感じ。
車は現代の色んなシステムの礎になってるし、排斥しろと言うつもりは微塵もないんです。
ただ、人が気軽に運用できる身体拡張機能としては、電車や飛行機と比べて、根本的な事故予防が未発達だなあと思ってます。
だからこそ、近年はいろんな安全機能の開発・搭載が盛んになっているんでしょうね。
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