ドラムにしろ勉強にしろ、何かを覚えたい、定着させたいと思ったときは、むしろ積極的に「忘れる」「間違える」過程を繰り返すべき。
逆に言えば、何度もエラーを吐くことを肯定的に捉えるのが、効率的かつ強固な学習になる。
そんなことは今では常識だ……と頭では分かっていても、生活の中の思考や行動に現れない人の方が多いと思う。
僕自身、学校教育でそのことを強調されたか、と訊かれると否であるし、周りに前のめりでトライ&エラーをする人もあまりいない。
とはいえ、失敗を回避したがるのは生き物として至極当たり前のことで、それ自体は否定できるものではない。
自然とエラーを回避したがるからこそ、「非効率な学習になっていないか?」と折に触れて自問していくこと、エラーを吐きうる機会を意識的に増やすことが、覚えるうえで抜群に効くんだと思う。
コメント